大幸歯科の
根管治療のこだわり
歯科用マイクロスコープを使用した
精密なマイクロエンド
細かい部分を可視化することによって、
根管治療の功績が向上
マイクロスコープを使用すると肉眼では見ることができない歯の細かい凹凸や隠れた根管などを見ることができ、診断能力が大幅に向上し、より精密な治療を行うことができます。 マイクロエンドはアメリカでは専門教育において必修であり、アメリカの根管治療専門医にはマイクロスコープが必須となっています。 マイクロスコープを使うことによって細かい部分を可視化することによって、根管治療の功績が向上し、盲目的な消毒作用に頼る必要がなくなりました。 そのため当医院で用いる薬液も、環境ホルモンの一種で、シックハウス症候群の原因ともなる、たんぱく質を分解するホルマリン系のFC(ホルムクレゾール)などは一切使用しません。
ニッケル-チタン(NiTi)製超弾性ファイルを使用
本来の根管形態を破壊することなく根管形成を行うことが可能
NiTi製ファイルはチタン合金の持つ超弾性を発揮することにより、本来の根管形態を破壊することなく、根管形成を行うことが可能です。 そして、フレアーアップ(根管形成時に感染切削片を根尖孔外の歯周組織に押し出すことによる急激な炎症症状)を防止することもできます。
- NiTiファイル(チタン製ファイル)
- 根管形成用エンジン(ハンドピース)
NiTiファイル使用イメージ
最新式電気的根管長測定器を使用した根管治療
フルオートで精度の高い根管長測定
2つの周波数で根管インピーダンスを測定することにより、根尖位置を高い精度で検出できます。 また、排膿や出血などがあっても、割算方式の採用により根管内の環境に影響されず、フルオートで精度の高い根管長測定ができます。
根管長測定器(エンドメーター)
コーンビームCTの画像による診査診断
歯根を損傷させたりする医療事故を未然に防ぐ
たとえば、「根管の正確な位置関係」、「根尖までの正確な距離」、「根尖病巣の大きさ」など、さまざまな情報が得られ、あらゆる角度から審査・診断し、シュミレーションすることが可能になりました。
また、歯科用CTは当然デジタルですから、コンピュータを使って映像を解析しますので、従来のアナログエックス線の8~10分の一程度の被爆量で済みます。
MTA剤やCWCTサーマフィル(加熱加圧根管充填装置)を使用した根管充填
優れた生体適合性
加熱加圧根管充填法(CWCT)はcontinous wave of condensation techniqueの略で、ガッタパーチャ(根管充填剤)を流動体として根管充填する方法です。
加熱軟化したガッタパーチャのフローを利用して、根管を3次元的に封鎖する加圧根管充填法です。
当医院では、MTA剤配合のシーラーを使い、加熱加圧根管充填法で根管充填を行っています。
- 根管充填用加温器(サーマフィル)
- 根管充填のイメージ画像
- MTA根管充填シーラ (MTA-FILLAPEX)
- サーマフィルで3次元的に
根管充填された症例1
- サーマフィルで3次元的に
根管充填された症例2
- サーマフィルで3次元的に
根管充填された症例3
- サーマフィルで3次元的に
根管充填された症例4
グラスファイバーポスト、レジンコア・支台築造について
その他に、歯質削除が大きくなることや、歯根象牙質や歯ぐきの変色、金属削除粉によるメタルタトゥー、金属アレルギーの可能性なども指摘されてきました。 レジンコアはその圧縮強度と曲げ強度の改善とともに、メタルコアの欠点を解消する支台築造法として改良が続けられてきました。
ただし、支台築造用コンポジットレジンは象牙質に比べ約三分の二程度の曲げ強さしかありません。そのため残存歯質が少ないケースでは、グラスファイバーポスト併用レジンコアにより、メタルコアより築造支台の長期保存の可能性が高まると考えられます。
グラスファイバーポストの特徴
①弾性係数が歯質に近いので応力集中が起きにくい
②ポストが腐蝕せず、歯質の変色がない
③レジンコアと併用して歯質と一体化した築造が可能
④白色透明で審美的に優れる
⑤除去が容易で、残存歯質保存に有利
⑥不快症状発現の報告がほとんどない
グラスファーバーポストは、クラウンで補綴した時に破壊強度が大きく増大します。 繰り返し過重負荷試験ではメタルコアよりも破壊強度が高い報告もあります。また、歯が破折に至った場合でも再治療可能な破折様相を示すことが多いのも特徴です。
根管治療の歴史と関連機器の発達
しかし、このすべての考え方とテクニックは、さらにその70~80年以上前、19世紀 に確立されたものです。ヨーロッパで根管治療関連製品メーカーとしてジッペラー社が設 立されたのが1869年のことです。19世紀末から様々な感染症の原因菌が次々に明らか になりました。コッホが1882年に結核菌、翌年にコレラの病原菌を発見、同時に顕微鏡 によって口腔内に多くの細菌がいることが知られるようになっていきました。口腔内の感染病巣が遠く離れた皮膚に発疹をつくる病巣感染の症例が次々に報告され、1904年にはビリングが、心疾患(細菌性心内膜炎)で死亡した患者の心臓から口腔レンサ球菌を発見して話題になりました。1909年、レセナウは根管治療が遠く離れた臓器に致死的な病気を起こす中心感染説(focal infection)を発表、こうして根管治療罪悪論が広がったのです。
しばらくすると日本でも根管治療器具が普及を初め、1960年代からステンレス製のリー マー、Hファイル、そしてKファイルが次々に改良され手用インスツルメント時代になってきました。そして、今世紀なってから根管治療器具に革新的なものが出てきました。
根管追従性の高いNiTiファイル(チタン製ファイル)が初めて作られたのが1988年、マイクロモーターで使うNiTiファイルも各社が競って開発した結果、いまでは格段に折れにくいファイルが開発されています。
- ラバーダム
- 根管内超音波洗浄器。洗浄液に
ウイルスも殺菌可能なクロルヘキシジンを使用
根管治療費について
術前
初診相談(30分程度) | 無料 |
CT検査・型取り・模型作成・カウンセリング・治療計画 | ¥3,000~5,000(税別) |
手術費
1根管 | ¥65,000(税別) |
2根管 | ¥75,000(税別) |
3根管 | ¥85,000(税別) |
4根管 | ¥95,000(税別) |
+衛生維持管理費 | ¥2,000(税別) |
※根管内にリーマー(治療器具)の破折、パーフォレーション(根管以外の穿孔)等、
難易度が高い症例は別途治療費がかかります。(ご相談ください)
ドクター紹介
美しく機能的な口元づくりをサポートいたします。
近年、歯科医学の進歩は目覚しく、マイクロスコープやCTを使うことにより、正確な審査・診断が可能になり、精密な根管治療が可能になりました。さらに不幸にして歯を失ってしまった人々のために、より改良されたインプラントが登場し、今では安全性の高い治療法として確立しております。審美に関しても、治療法やジルコニアに代表される材料の進歩には目を見張るものがあります。矯正治療に関しても、歯を抜くことなく、痛みも少なく治療することが出来ます。そして、子供だけではなく、成人も治療が可能になりました。
インターネットの普及にともない、数多くの情報が氾濫し、正しい情報を選別することが困難な時代になってきました。 長くこの分野で治療を行ってきた経験から、そのような未知の分野に重点をおき、正しい情報を分かりやすく解説したいと思います。
経歴
1996年日本大学歯学部卒業
1996年~1998年大学病院にて研修
1998年~1999年カリフォルニア大学ロサンゼルス校
歯学部卒後研修
1999年~2004年都内歯科医院勤務
2004年銀座大幸歯科 開業
2005年医療法人 幸燿会(こうようかい) 設立
2018年順天堂大学院医学研究科博士課程卒業
2019年医学博士 学位授与
順天堂大学研究員
アクセス・クリニック紹介

銀座大幸歯科
- <住所>
- 〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-7第三岩月ビル8F - <営業時間>
-
月~金:10:00~13:00/14:30~19:00
土 :10:00~13:00/14:30~17:00
※日曜日・祝祭日は休診日です。 - <診療科目>
-
一般歯科/インプラント/根管治療/審美歯科治療/
歯科治療に関するセカンドオピニオン
アクセス
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東京都中央区銀座6-7-7 第三岩月ビル8F
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- A2 出口より 徒歩2分
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